アーユルヴェーダ体質〜水の質〜
◆水の質はどんな人?
水の質(カファ)は、とても平和的で愛情豊かな質です。
とても穏やかで争うことが嫌い。一緒にいると心が休まるようなイメージですね。
ちょっと恥ずかしがり屋で新しい環境になれるのに時間がかかります。変化をあまりこのまず「いつもと一緒♥」の状態が好きです。
競争心はなく、自分のペースでゆったりとした時間が流れているのでマイペースと言われることも。人と争うことは嫌いなので、そのような状況はなるべく避けたいがために、我慢してしまうことも多いです。
大勢のお友達といるよりも、気心の知れた少数の子といるほうが安心します。とても優しく、小さな子の面倒などもよく見てくれます。
つい、こだわりが強くなったり頑固になる一面もありますが、意志が強く、時間はかかりますがこれをやりたい!と思った時には時間をかけてじっくりと取り組み、自分の知識として落とし込むことができます。
◆水の質の人が得意なこと
愛情豊かで平和主義
水の質の人はいるだけで場が和みます。人当たりもよく優しく穏やな印象ですね。一緒にいて落ち着くとい雰囲気を持っています。
困っている人にも優しく寄り添える。そんな質を持っています。
慎重で丁寧
とっても丁寧に時間をかけてじっくり物事を進めることができます。時として、そのゆっくりさがマイペースとして捉えられたり、要領が悪いと言われたり。時間はかかりますが、じっくりと丁寧に物事を進められます。水の人に仕事を任せておけば、丁寧な仕事をしてくれます(^^)
ただ、時間がかかるので少し時間に余裕をもってお願いするのが良いでしょうね。
記憶力がいい
覚えるのに時間がかかりますが、覚えたら忘れない!
そして、自分のものにする力があります。時間がかかるので、他の質の人からは分かっていないんじゃないか?と思われがちですが、分かってるんです。むしろ、一度覚えたことは忘れない!のがこの質の人。大器晩成タイプ言っても良いかも知れないですね。
◆水の質の人が苦手なこと
スピーディに動くこと
何かを早くやる!ということがとっても苦手です。
「早くして!」の声がけはNGです。だって早くできないから焦るだけ。
ご飯を食べるのも、支度をするのもゆっくり。物事の理解もゆっくり時間をかけて理解していきます。
時間や提出期限
のんびりな水の質の人は、提出期限があるからこそ、その通りに終わらそうとしたり、間に合うようにがんばりますが、基本的にはそれらの期限がつく
中での行動が苦手です。
新しい環境に慣れること
環境が変わること新しい環境に慣れることが苦手です。
新学期や新しい職場ではストレスがかかるので気をつけてあげるといいですね。
◆こんなことをされると喜びます♥
認められる受け入れられる
認められること、愛情を伝えてもらうのがすごく好き。そこを伝えることで信頼関係が築けていきます。人に優しい水の人だから人から優しくされることも好きですね。
感謝は言葉で伝えて
あなたのおかげで助かったよ!と言われることがとても嬉しい水の質の人。
〇〇さんも、あなたのおかげで本当に助かったよ。など第三者の評価も伝えてあげるととても嬉しくなります。
ゆったりマイペースに
ゆっくりでいいからね。大丈夫よ。となるべくせかさないように。
◆こんなことをされるのは嫌いです
誰しも得意不得意があるように、質にも得意不得意があります。
だから、自分にとって得意でも相手にとっては不得意なこともあるんですね。
スピードを求められる
スピードを求められるのが嫌いです。早くできないから。
急かすのはこのタイプにとってNG行為。より急いで要領が悪くなって時間がかかります。もし急いでいる時、早くしなくては行けない時には具体的に教えてあげるのが良いでしょう。
例:食べるのが遅い → 長い針が9になったら食べ終わろうね。etc
例:早い提出期限のもの→いついつまでにこれを終わらしてね。と余裕をもって伝えるといいですね。
冷たい態度、威圧的な態度
愛情深い分、冷たい態度を取られたり威圧的な態度でこられると、本当の良さを発揮することができません。それらは水の質の人にとってマイナスにしか働かなくなってしまいます。
◆バランスが崩れるとこうなります
私達の質は、食べ物、環境、過ごし方から、人間関係、季節など、さまざまな状況に影響されます。
本来、そのバランスが取れている時には上記で述べたような「水の質の良さ」が生かされています。
でも、バランスを崩すと水の質の良さが逆になって現れてします。
明暗の「暗」の部分ですね。
・人と関わりたくなくなる
・部屋が片付けられなくなる
・太ってくる
・こだわりが強くなる
・泣いてばかりいる
・マイナス思考になる
他にもありますが、こんな感じで心や体に影響を与えます。
本当は穏やかで優しいのに、水の質が乱れ始めると逆の「暗」部分が出るようになってしまいます。